以前自分用に作ったバッグを、お世話になっている年上の方がとても褒めて下さいました。いつかその方用に作ってプレゼントしたいなと思っていました。
その方の誕生日がもうすぐだと聞いて、内緒で作ることにしました。その方のイメージに合わせた柄の生地を選んだり、使いやすいように細部のデザインを考えたり。これまで、自分用かまたは親しい友人くらいにしか作ったことがなく、どちらかといえば「可愛らしい」ものばかりだったので、年上の女性が普段使いできるものを、と思うとなかなか苦心しました。
縫製にも気を遣い、何とか完成。上品なラッピングを施して、お誕生日プレゼントとしてご本人にお渡ししました。その方はとても喜んでくださり、早速手に持ってポーズをとって見せてくれました。我ながらその方の雰囲気に合った良い物が出来たと安心しました。「毎日持って歩くわ」と言ってくださり大感激です。誰かにプレゼントを贈るという行為自体がとてもワクワクすることですが、その方が予想以上に喜んで下さった時の嬉しさは格別です。